Q1.矯正治療は何歳頃から始めたらいいの?
A.不正咬合の状態により開始時期は異なりますが、気づいた時点でなるべく早くご相談下さい。 開始時期が遅くなるにつれて、将来的に永久歯を抜かないといけなくなる可能性が増えることもあります。 また、部活、受験、仕事のスケジュールを考慮し開始時期を決めることも可能です。
Q2.矯正治療はどれくらいの期間がかかるの?
A.年齢や不正咬合の状態、難易度により異なりますが、矯正装置がついている期間は2~3年を要し、その後、後戻りしないように保定治療が必要となります。部分的な矯正治療では1年程度で治る場合もあります。
Q3.食事や歯磨きは普通と同じでよいの?
A.ガムやキャラメルなどの粘着性の強いもの、アメや氷などの硬いものは装置が壊れる原因になりますが、普通の食事であれば問題ありません。食事の後はかならず歯磨きをしましょう。歯の清掃をおこたると虫歯や歯周病の原因になりますので、丁寧に行うことが大切です。
Q4.矯正治療はどのくらいの間隔で通院するの?
A.矯正装置がついてからは、月に1回、多い時で2回の通院になります。
Q5.矯正治療中、スポーツや楽器は続けられる?
A.ボクシングやラグビーなどの激しいスポーツは注意が必要です。吹奏楽器に関しては、慣れが必要ですが、慣れてしまえばほとんど問題ありません。
Q6.矯正治療の途中で結婚や妊娠出産の可能性があるのですが?
A.結婚式で一時的に見える部分の装置をはずす事は可能です。また、妊娠出産に関しても矯正治療による悪影響は全くありません。ただし、妊娠している場合にはレントゲンを撮る事ができませんので必ずお知らせ下さい。
Q7.矯正治療中に転居する事になった場合はどうなりますか?
A.転居先の矯正歯科医あるいは大学病院矯正科をご紹介致します。
Q8.こどもの矯正(初期治療)で歯並びが綺麗になるの?
A.初期治療は、歯と顎のバランスを整える治療がメインになります。当院では、初期治療で終了される患者さまも多くいらっしゃいます。ただし、歯並びや咬み合わせをきちんと直す場合には成人矯正への移行が必要です。
Q9.こどもの矯正(初期治療)をすれば、歯を抜かずに済むの?
A.初期矯正から始めた場合、大人になってから始めた場合と比べ抜歯の確率は格段に少なく済むケースが多いです。しかし予想以上に顎の骨の成長があった場合、永久歯の大きさが大きい場合、装置の使用を怠った場合などは将来的に抜歯となる可能性があります。
Q10.矯正治療に痛みはあるの?
A.装置やワイヤーで歯を動かしていきますので、少なからず痛みがあります。 治療をした日の夜または次の日の朝くらいから3~4日程度は軽い鈍痛があります。 しかし、これは異常なことではなく歯が動いている証拠ですので、心配しなくて大丈夫です。痛みは徐々に軽減していきますのでご安心ください。 痛みの感じ方には個人差があり、同じ処置をしても痛みが強い方、弱い方と様々です。そこで、当院ではコミュニケーションを取りながら痛みの度合いや生活習慣などをお聞きし、常に患者さまと相談しながら治療を進めていきますので、痛みに敏感な方でも安心して治療をすることができます。
Q11.表側の矯正装置(見える矯正装置)に抵抗があるのですが。
A.以前は矯正装置(ブラケット)が金属だったため、笑った時にはギラッと目立ちました。そのため、表側に抵抗感がある方は裏側に装置をつけるしかありませんでした。 しかし、ブラケットの開発は日々進化しており、現在では透明なタイプのブラケットが主流となりました。さらに、ブラケット同士をつなぐワイヤーも、銀色ではなく、ゴールドや白くコーティングされた審美性に優れたワイヤーが登場したことで、あまり目立たなくなっています。
※マウスピース型(カスタムメイド)矯正装置は、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害者救済制度の対象外となる場合があります。しかし、それでも表側に装置が付くことに抵抗がある場合はマウスピース型(カスタムメイド)矯正装置(インビザライン・invisalign®)による治療もごさいます。
Q12.治療後に元に戻ってしまうことはあるの?
A.矯正装置をはずした後は、歯が元の位置に戻ろうとするため、保定装置(リテーナー)という後戻りを防止する取り外し可能な装置を用いて、保定治療を行う必要があります。保定装置の使用を怠ると歯並びが戻ってしまいますので、指示通りに使用していただく必要があります。2〜3年かけて正しい嚙み合わせの位置に歯を安定させていきます。また保定治療中は3か月~6か月ごとの定期健診を受けていただきます。
Q13.矯正治療は何歳までできるの?
A.本的に年齢制限はありません。矯正治療は子供だけのものと思われがちですが、大人になってからでも治療は可能です。
Q14.矯正治療にはリスクや副作用はありますか? A.詳しくは矯正治療に関するご注意をご覧ください。*相談では、実際にお口の中を診てお悩みやご質問にお答え致します。
どうぞお気軽にご相談下さい。